約束の前に確認を。
待ち合わせから入店まで、迷わずに。

「今度、出勤前にご飯に行こう」と誘われたけれど、何時に会えばいい? 食事の後は、どうやってお店へ向かうの? 初めての同伴は、接客とは違う緊張がありますよね。
最初にそろえておきたいのは、食事の後にお店へ行くこと、集合場所、入店時刻の3つ。予定を曖昧にしないだけでも、当日確認することを減らせます。
この記事では、初めて同伴するキャストに向けて、約束する前の確認と当日の流れを紹介します。例文の時間や内容は、自分のお店のルールに合わせて変えてください。
同伴とは?「出勤前に会って、一緒に入店する」こと
キャバクラの同伴は、出勤前にお客様と店外で会い、その後一緒にお店へ入ることです。食事をしてから向かう形がよくありますが、過ごし方や認められる条件はお店によって異なります。
退勤後に会うアフターや、来店の予定がない私的な食事とは分けて考えましょう。「ご飯に行く」とだけ約束すると、食事だけだと思われることもあります。
また、同伴料やキャストに付く手当の有無・条件は一律ではありません。お客様の支払う料金と、自分に付くバックは別のものなので、説明するときも混同しないようにします。
返事をする前に、スタッフへ確認したいこと
初めてなら、先に「同伴を考えています」とスタッフに相談しましょう。自分だけで日時を確定してから聞くと、出勤や準備の予定と合わなくなることがあります。
- 同伴が可能な日と、何時までに入店する必要があるか
- 事前に伝える情報と、連絡する相手
- お客様に案内する同伴料・指名料などの料金
- 着替えやヘアメイクを、いつまでに済ませるか
- 遅刻・キャンセル・お客様が来店しない場合の連絡方法
- 同伴の実績や手当として扱われる条件
「初めて同伴する予定です。入店時刻と、先にお客様へお伝えする料金を確認したいです。当日の連絡はどなたにすればいいですか?」
わからない料金を想像で答えたり、手当の条件をほかのお店と同じだと思い込んだりしないことが大切です。
約束のLINEは「食事・入店・時間」を一緒に伝える
自分から誘うとき
食事のお誘いと来店の予定を、一つのメッセージに入れます。相手の了承を得てから、予約や待ち合わせを決めましょう。
「金曜日、出勤前にご一緒に食事はいかがですか? 18時30分に〇〇で待ち合わせて、20時には一緒にお店へ入る同伴を考えています。ご都合はいかがでしょうか?」
これは時間の例です。お店への移動、会計、出勤準備に必要な時間を確認してから、自分に合う予定に置き換えてください。
お客様から食事に誘われたとき
「お誘いありがとうございます。出勤前のお食事と、その後一緒にお店へ入る同伴でしたら、ご相談できます。〇日はご都合いかがですか?」
「その日は空いています」だけで終わらせず、どういう予定なら会えるかを伝えます。お客様が同伴の仕組みを知らない場合は、入店後に料金がかかることも確認しましょう。
料金は、約束の段階で案内する
料金表やスタッフに確認した内容を使い、同伴料だけなのか、指名料やセット料金なども別にかかるのかを整理します。総額が条件で変わるなら、固定の金額を約束しないでください。
「同伴での入店には、通常のご利用料金とは別に〇〇円がかかります。ほかの料金も含めて、お店の案内を確認いただいてから予定を決めましょう」
この例文は、実際に別料金がある場合に使います。金額と料金の仕組みがわからないときは、スタッフから説明してもらいましょう。
連絡の頻度やお礼の書き方に迷う場合は、初めてのお客様へのLINEガイドも読んでみてください。
待ち合わせは、入店時刻から逆算する
「何時に会いたいか」を決める前に、お店に着く時間を決めます。食事の時間だけでなく、会計や移動も予定に入れておくと慌てずに済みます。
20時に入店する場合の予定例
- 18時30分:飲食店の入口で待ち合わせ
- 19時30分:食事を終え、会計と出発の準備
- 19時40分:お店へ向かう
- 20時まで:お客様と一緒に入店
これは、近くの飲食店を利用し、必要な準備を済ませている場合の一例です。コース料理の所要時間や移動距離によっては、この予定では間に合いません。余裕のある場所と時間を選びましょう。
初回は、場所を説明しやすい飲食店で
店名・住所・入口がわかる場所を選び、スタッフにも予定を共有します。最初から自宅やホテルの部屋、人目のない場所で会う予定にする必要はありません。
自分の住所を教えて迎えに来てもらわなくても、現地集合にできます。「お店の入口で待ち合わせましょう」と具体的に伝えて大丈夫です。
服装は、食事と出勤準備の両方で考える
飲食店の雰囲気に合い、座ったり歩いたりしやすい服を選びます。ドレスでそのまま入店するか、着替えるかはスタッフに確認を。新しい服を買う前に、必要な服装がわかると無駄を減らせます。
慣れない靴や大きな荷物は、移動の負担になることもあります。スマートフォンの充電や、お店に連絡できる状態も確認しておきましょう。
当日は、到着・食事・移動を落ち着いて進める
会ったら、時間の予定を一言確認
「今日はありがとうございます。19時40分ごろにこちらを出て、お店に向かう予定でお願いします」
会ってすぐに予定を確認しておくと、食事の終わりに突然急かす形になりにくくなります。会話は前に話した趣味や食事の感想など、無理なく続けられる話題で十分です。
食事代は「同伴料に含まれる」と思い込まない
飲食店での会計と、キャバクラでの利用料金は分けて確認します。誰が予約し、食事代をどうするかが曖昧なら、待ち合わせの前に確認しておきましょう。
ごちそうになる場合でも、高価なメニューを了承なく追加しないことが基本です。支払ってもらったら、その場でお礼を伝えます。
入店後の仕事に無理が出ないように
飲み物は自分が無理なく飲めるものを選び、勧められても量やペースを合わせる必要はありません。食事をごちそうになったことと、飲めないものを飲むことは切り離して考えましょう。
出発時刻が近づいたら「そろそろお店へ向かいましょう」と声をかけます。入店後は、お店の手順に沿ってスタッフへ到着を伝えてください。
遅刻・予定変更・「今日はお店に行かない」への返し方
待ち合わせに遅れそうなとき
わかった時点でお客様とスタッフに連絡し、到着見込みを伝えます。食事時間を短くするか、直接お店で会うかは、状況を共有して相談しましょう。
「到着が18時50分ごろになりそうです。申し訳ありません。20時の入店に間に合うよう、食事の予定を調整できるか確認させてください」
急に別の場所へ行こうと言われたとき
その場で流されず、最初の予定を伝えます。行き先がわからない移動や、不安な場所への誘いを受ける必要はありません。
「今日は〇〇での食事と、その後の同伴で約束しているので、その予定でお願いします」
食事中に「お店には行かない」と言われたとき
無理に来店を迫ったり、その場で料金を決めたりせず、スタッフに状況を共有します。自分の出勤まで変更できると思わないようにしましょう。
「今日は同伴の予定でお会いしているので、変更についてお店に連絡しますね。私は予定の時間に出勤します」
自分がキャンセルしたいとき
体調や事情で難しくなった場合も、早めにスタッフへ相談し、お客様に連絡します。飲食店を予約しているなら、予約の変更・キャンセルの手続きも確認してください。
「申し訳ありませんが、明日の同伴は難しくなりました。予約についても確認します。別の日の予定は、あらためてご相談させてください」
別の日に会うつもりがない場合、最後の一文は入れなくて大丈夫です。不安が強い相手への返事は、一人で抱えずスタッフと考えましょう。
初めての同伴は、出かける前の確認から
- 食事の後に一緒に入店することを、お互いに確認した
- 集合場所・出発時刻・入店時刻が決まっている
- 料金と食事の会計について、曖昧な点がない
- 準備時間を確保し、スタッフに予定を共有した
- 困ったときの連絡先がわかっている
同伴は、長時間付き合ったり、無理なお願いを受け入れたりしないとできないものではありません。まずは自分が納得できる予定を組み、わからないことを確認してから返事をしましょう。
自分に合う働き方を探すときも、同伴のルールや新人へのサポートを体入前に聞いておくと、入店後をイメージしやすくなります。
