FIRST HAIR SET GUIDE「おまかせ」の前に、
伝えたいこと。
初めてのヘアメイク相談ガイド
低いシニヨンとシャンパン色のワンショルダードレスで、手鏡を持つ女性の線画

初出勤の前に「ヘアメイクをしてきてね」と言われて、何から決めればよいのか迷っていませんか。「美容室は自分で予約するの?」「似合う髪型がわからない」「写真どおりに頼んでいい?」と、初めてなら疑問が出てくるものです。

まず決めたいのは、華やかな髪型の名前よりも、どこで・何時までに・どんな準備をするか。そのうえで、好みと働きやすさを伝えれば、担当者と一緒に仕上がりを考えやすくなります。今回は、予約前の確認から当日のオーダーまで、順番に整理します。

「ヘアメイク」の範囲を確認しよう

ナイトワークで使われる「ヘアメイク」「ヘアメ」は、髪のセットを指すことがあります。顔のメイクまで含まれると思い込まず、「髪だけですか?メイクは済ませて行けばよいですか?」と確認してください。この記事では主にヘアセットの準備と頼み方を扱います。

予約する前に、お店へ確認したい5項目

店内でセットするのか、美容室へ行くのか、自分で整えてよいのかは、お店によって異なります。先に自分で予約や買い物を進めず、初出勤の案内と合わせて確認しましょう。

1.どこでセットする?

店内の担当者にお願いする場合は、出勤する日に利用できるかも確認します。美容室を使う場合は、指定・提携先があるか、自分で選んでよいかを聞いておきましょう。「ヘアメイク完備」と書いてあっても、自分の勤務日にどう利用するかまでわかるとは限りません。

2.誰が予約する?何時までに仕上げる?

お店が手配するのか、自分で予約するのかを確認します。「集合時刻」と「接客を始める時刻」が別なら、両方をメモしておくと安心です。美容室には、移動や着替えに必要な時間も考えたうえで、仕上げてほしい時刻を伝えましょう。

出勤時刻だけを伝えると、そこからお店へ移動する時間が足りなくなることも。移動にかかる時間を先に調べ、初めての場所なら道に迷う余裕も見込んで予約を相談します。

3.自分が負担する料金はいくら?

確認したいのは、基本のセット料金、希望するアレンジの追加料金、飾りや道具の費用です。体入日と本入店後で扱いが変わるか、支払いはその場なのか給与から差し引く形なのかも、お店に聞いておきましょう。

無料・有料の一言だけで判断せず、今回の自分のセットで、合計いくら負担するのかまで確認すると、当日の戸惑いを減らせます。

4.セルフセットや髪飾りのルールは?

自分でセットしてよいか、指定の髪型や避けるべき飾りがあるかを確認します。求人写真の華やかな髪型が、そのまま毎日の決まりとは限りません。髪の長さや色が気になる場合も、現在の状態を伝えて相談しましょう。

5.メイク・着替えはどこまで済ませる?

顔のメイク、ドレスへの着替え、ヘアセットの順番を聞いておきます。美容室へ行く場合は、セット後の着替えで髪に引っかかりにくい服を選ぶと準備しやすくなります。

お店への問い合わせ例

〇日に初出勤予定の〇〇です。ヘアセットは店内と美容室のどちらでしょうか。予約方法、集合時刻、料金の自己負担を教えていただきたいです。メイクと着替えは、どこまで済ませて伺えばよいでしょうか?

希望は「写真+ひと言」で伝える

写真を見せるときは、「この写真のどこが好きか」を一つ添えてみましょう。全体の雰囲気なのか、前髪なのか、まとめる位置なのかが伝わると、髪の長さや量に合わせて相談しやすくなります。

候補をたくさん用意するより、近いイメージを1〜2枚に絞り、優先したい点を決めておくのがおすすめです。写真は希望を共有するためのもの。髪質や長さが違う場合に、どこまで近づけられるかも聞いてみてください。

まとめ髪を頼む例

この写真の、低い位置にまとまっている雰囲気が好きです。顔まわりは少し残したいですが、下を向いたときに目にかからないようにしたいです。今の長さでもできますか?

「可愛く」「大人っぽく」だけでは、人によってイメージが変わります。「耳を見せたい」「首元をすっきりさせたい」「横に広がるボリュームは控えたい」など、見える形で説明してみましょう。

エクステをつけている、ピンが当たると気になりやすい、強い巻きが苦手といったことも、最初に伝えて構いません。完成してから我慢するより、セット前に共有するほうが調整を相談しやすくなります。

髪型が決まらないときは、この3つから相談

最初から専門用語を覚える必要はありません。「着るもの」「見せたい雰囲気」「気になること」の3つが伝われば、相談の出発点になります。

ドレスに合わせて考えてほしいとき

オーダー例

今日は首元に飾りのあるドレスを着ます。髪が飾りに重なりすぎないようにしたいです。まとめる形と、下ろす形なら、どちらが合わせやすいでしょうか?

ドレスの写真があれば一緒に見せましょう。レンタルで当日まで衣装が決まらない場合は、そのことを伝えれば大丈夫。まだわからないものを、無理に決めたことにする必要はありません。

普段の自分から変わりすぎるのが不安なとき

オーダー例

初めてなので、前髪は普段に近い形で残したいです。全体は少し華やかにしたいのですが、高さを出しすぎない形で相談できますか?

何もかも変えようとせず、慣れている部分を一つ残す考え方です。提案をもらったら、「その形で、顔まわりだけ控えめにしたいです」と追加しても構いません。

短い髪で、どんなアレンジができるかわからないとき

オーダー例

今はあごくらいのボブです。無理に全部をまとめず、顔まわりを整えて華やかにしたいです。この長さでできる形を教えていただけますか?

長い髪の写真と同じ形にすることだけを目標にせず、今の長さでできることを相談しましょう。飾りを追加する場合は、お店で使えるかと追加費用を先に確認します。

当日の準備と、仕上がりで見るポイント

出発前は、予約時の案内に合わせる

髪の洗い方や乾かし方、整髪料をつけてよいかは、担当者の案内を確認してください。自己判断で強く巻いたり、固めるスプレーを重ねたりする前に、どんな状態で行くとよいかを聞いておきましょう。

持っていくのは、希望の写真、必要ならドレスの写真、使いたい髪飾り、指定された物。遅れそうなときは、予約先とお店へ早めに連絡し、到着見込みを伝えます。黙って急ぐより、その後の段取りを相談するほうが準備を進めやすくなります。

完成したら、正面だけでなく横と後ろも見る

鏡を借りて全体を確認し、軽く顔を横に向けたり、少し下を向いたりしてみましょう。見るのは「写真映えするか」だけではありません。

  • 前髪や横の髪が目にかからないか。
  • ピンが当たる、引っ張られるなど、気になる箇所はないか。
  • イヤリングやドレスの飾りに髪が絡みそうではないか。
  • 自分がお願いした、残したい部分やボリューム感に近いか。
直してほしいときの伝え方

ありがとうございます。右側のピンが少し当たるので、位置を調整していただけますか?前髪も、目にかからないところまで少し流したいです。

「なんとなく違う」と感じたら、気になる場所を一つずつ伝えて相談を。大きく作り直したい場合は、残り時間や追加料金も確認します。

初めてのヘアメイクQ&A

毎回、違う髪型にしないといけない?

まずはお店の決まりを確認してください。特に指定がなければ、気に入った仕上がりを次の相談に使う方法があります。自分だけが写る場所で正面・横・後ろを撮っておくと、「前回より顔まわりを少なく」など、具体的に伝えやすくなります。

セット中に、どう直せばよいか聞いてもいい?

「前髪が落ちたら、どこを直せばよいですか?」と聞いておくと、後で迷いにくくなります。複雑なまとめ髪は、自分でピンを抜いて崩す前に担当者へ相談を。お直し道具は、接客バッグ・ポーチの準備ガイドと合わせて必要な分を考えてみてください。

「おまかせ」でも大丈夫?

おまかせにする場合も、「前髪は残したい」「高く盛る形は避けたい」など、譲れない点だけ共有しておきましょう。完成するまで何も言わない約束ではないので、不安なことはセット前に相談して大丈夫です。

初回は、この3つをメモしておこう
  • どこへ何時に行き、誰が予約し、いくら負担するか。
  • なりたい雰囲気と、変えたくない部分。
  • 仕上がりで気に入った点と、次回調整したい点。

初めてのヘアメイクで、いきなり自分の定番を決めなくても大丈夫です。お店の雰囲気と自分の好み、接客中の動きやすさを確かめながら、少しずつ選んでいきましょう。衣装もこれからなら、初めてのキャバドレスの選び方も一緒にどうぞ。

準備の相談ができるお店を探そう。
気になる条件は、応募前に確認を。

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